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くだらない人生だったと思うなら今からやり直せば?

バツイチ貴族を騙る男が赤裸々に自らの弱み曝け出して筆を執る。

世間のスタンダードを追い求めて失敗した男の物語

シリアスな話 バツイチ貴族







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こんにちわ、バツイチ貴族です。こんにちわ。

 

今日は、自分の存在意義を世間のスタンダードになることにしか見出せなかった男性の失敗談をご紹介する。刮目せよ!!

 

http://www.flickr.com/photos/49601746@N04/4549117606

photo by svintus2010

 

アイデンティティーを構築できなかった過去

体が本当に弱かったんだ。死にかけて生まれてきてさ、へその緒が首にぎゅーっっっと巻きついて生まれてきたみたいで。両親は苦労したみたいだよ。

 

小さい時に脱腸で手術するわ、アトピー性皮膚炎だの、アレルギー性鼻炎だの、小児喘息だの、髄膜炎だの、きりがないくらい入退院を繰り返していた。

 

小学校にあがっても、低学年の時は運動会も学芸会も出た覚えがない。クリスマスは病院にサンタクロースが来るんだよ。知ってた?? ナイトガンダムのプラモデルもらったけな〜。

 

そんなんだから、なかなか心許せる友達もできなくて。

 

小学校の高学年くらいになってくると、多少ましにはなってきて、普通に学校行事に参加できるようにはなっていたんだけどさ。

 

体力的に運動がだめだったから、頭で見返すしかなくて。常にクラスで一番の成績をとってたんだけど、プライドみたいなもんがおかしな方向に制御できないレベルに成長してしまってさ。

 

最強に性格のねじ曲がったクソガキが誕生したってわけ。

 

 

劣等感から、せめて世間のスタンダードにこだわった

プライドばっかり高くなったんだけど、そのプライドはハリボテで。

自己防衛からくるモノだったんだよ、いうまでもなく。

 

だから、常に劣等感に苛まれていた。

「自分は、クラスメイトと普通にサッカーをすることもできない」

「自分は、吸入器を手放すことができない」

「自分は、アトピーのせいで普通の顔をしていない」

「自分はできない」

「自分はできない」

「自分はできない」

 

常にこんな感じで、しかも母親がとても過保護だった。

そりゃそうだ、死にかけて生まれてきた挙句、体が弱くて毎日病院だ。

ただ生きながらえればそれで良かったのかもしれない。

「あなたは何もできなくていい、他の子とは違う。」

 

これがきつかったな〜。

だからだと思う。とことん世間のスタンダードにこだわるようになってしまったのは。

自分は普通の人間なんだって、周りの奴らと一緒なんだって、そう思いたかったんだろうな。

 というか、そうでもしないと自我が保てなかったんじゃないかな。

 

一見マトモになれたかと思えた青年時代

中学・高校と成長していくにつれて、体は順調によくなっていった。

 

大学に入る頃には、アトピーも鼻炎も喘息も、そんなもの嘘だったかのようにピタっとでなくなった。当然無茶をすれば出てきたけど、日常生活においては全く問題のないレベルにまで落ち着いた。

 

なんてこたぁない。自分は世間の人間と同じじゃないか。

 

 

 

スタンダード志向が加速する

このくらいから、無意識のうちにだけど、スタンダードに対する志向が度を越してきた気がする。

 

①普通に大学を卒業し、

②何の変哲もない中小企業に入社し、

③25歳くらいになったら結婚し、

④28歳くらいで第一子。

⑤30歳くらいで第二子。

⑥アパートが手狭になってきたら35歳でマイホーム。

⑦60歳で定年。

⑧75歳で死亡。

 

こんな生活を思い描き、それに向かって生きることしかほとんど考えなくなってきた気がする。

 

結果として、①から④までは予定どおり遂行。

しかし、⑤に至る過程でうまくいかなくなった。

 

 

幼少期からねじまがった性質は簡単にはなくなってはくれない。

何かのきっかけで暴れ出すようになってしまうんだ。

 

 

家庭崩壊。そしてバツイチへ

家庭があっという間にうまくいかなくなり、3年程度で離婚。

後日聞いた話によると、スタンダードであることへの執着が度を越していたようだ。狂気じみていたともいう。子供の成長が、一般的な世間より遅いと嫁のせいにするなど、本当にひどかったらしい。絶えない怒声と時には手も出る。これは今考えてもシャレにならない。

 

自分のアイデンティティも、嫁のアイデンティティも、子供のアイデンティティも全て無視。世間のスタンダードから外れるものは全て悪。これはやばい。

 

 

3年がすぎ、自分を手に入れることができた

離婚から3年。

 

1年目は、何もできずに精神に多少の異常をきたしながらもなんとか生き延びた。

2年目は、自分の意思で生きることを決意し、転職活動を開始。

そして3年目、自分を見つめ直す中からやりたいことを見つけ、週末起業をしている。

 

大事なことは、自分が何をしたいかだ。

もっと言うと、自分はなんのために生を受けたのか、その答えを自分で見つけ出すことだ。

 

それは、表面的な体裁でもなく、世間のスタンダードでもなく、自分という唯一の個体がどういうエネルギーを秘めているのか、対話をすることだ。

 

いいと思う。世間からずれてて。

 

変わり者だって、アスペルガーだって、人間関係リセット症候群だって、アダルトチルドレンだっていいんだ。

 

そんな世間からレールをはみ出た人間だからこそできることがあるんだって。

スタンダードな人間にしかできないこともたくさんあるけど、こんな自分にしかできないことだってたくさんあるって。

 

だからそれでいいと思いたい。

そこから解放された今、本当に気持ちがすっきりしているのを感じている。

 

仕事でも、無茶をしない。どうでもいい上司に気に入られようと頑張らない。

本当に気が楽になったよ。

 

結果として、全てを吹っ切って前進している今はうまく人生をやれているのを感じるんだ。

 

週末起業だってそう。

誰かに言われたわけでもない。自分が足を止めても誰も文句を言わないことを、寝る間も惜しんでやっているんだから。

そこに人生がある。これを見つけることができずに生を終えてしまう人だってたくさんいるんだから。

 

それを見つけた、自力でたどり着いた自分は、なんでもできる。

 

 

それでは、ごきげんよう。

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